シンガポールの輸送機から下ろされた救援物質
(花蓮 9日 中央社)6日夜の地震で大きな被害が出ている東部・花蓮の空港に9日午後、救援物資を乗せたシンガポールのC130輸送機1機が到着した。
輸送機からはテントや懐中電灯、戦闘食、毛布などが下ろされた。空港では、国防部参謀本部の陳宝余上将(大将に相当)らが乗員らを出迎え、感謝の気持ちを伝えた。
震災への海外からの支援受け入れについて、総統府の黄重諺報道官は8日、「救援の人員も物資も足りている」として、中国大陸などの援助申し出を断っていると語っていた。日本政府からの専門家チーム派遣については「台湾にはない高性能の機材があるため」と説明した。