京都市バス 同型車
京都市交通局と西日本ジェイアールバス(大阪市)は13日、京都市バスの一部路線で運行を受託している同社の男性運転手(25)が、乗務中に私用のスマートフォンを繰り返し操作していたと発表した。同社は運転手を懲戒解雇した。
同局などによると、運転手は2月1日午前9時40分ごろ、四条烏丸行き8号系統の市バスを運行し、中京区のバス停で停車中、スマホで無料通信アプリLINE(ライン)を約45秒間使ったという。
車外でその様子を見た人からの通報を受け、同社が聞き取りやドライブレコーダーの記録確認をした結果、1月27日~2月1日の17回の乗務でスマホを計70回操作していたという。
市交通局は委託先を含め私用スマホなどの車内持ち込みを禁止している。この運転手は機種変更後に通信できなくなった古いスマホをロッカーに入れて上司に申告し、利用中のスマホを持ち込んでいたという。
同社は、乗務中のスマホの預かり体制を強化し、再発防止を徹底するとしている。