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台湾人男性、ドローンを環境保護に活用…暮らしやすい社会に/台湾

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小型無人機「ドローン」が河川の水面に近付き河水を採取する。ベンチャー企業、Ark Lab創業者の一人、張東琳さんが開発した水質調査システムの作業風景だ。張さんは、ドローンを環境保護などに活用し、暮らしやすい社会の構築を目指している。

行政機関による水質調査はこれまで、下請け会社の職員が月1度河川に出向いて作業する必要があった。だが、この方法では長期的な水質汚染の摘発はできるものの、手間がかかる上、突発的な問題には迅速な対応ができない。そこに登場したのが、遠隔操作が可能なドローンの活用。これまでの問題点を一気に克服した。

システムは張さんが大学時代に開発。一定の品質を持つ商品を量産化して売り出すため、一念発起し、半ば手探りで会社を設立した。顧客の要望や用途に合わせた目新しい商品が受け、約2年間で約2000セットを納品。産業界や学術界のほか、行政機関からも注文があった。

昨年には中央大学(桃園市)との協力も開始。自身の経験をもとに、今後は地元住民や学生に十分な学習空間と資源を提供したいと話している。



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