(台北 17日 中央社)旧正月の大型連休3日目となった17日、国道(高速道路)の南部に向かう路線で朝から渋滞が発生している。交通部高速公路局によれば、国道5号の雪山トンネルの南下路線では時速30キロの渋滞となっており、緩和するのは午後4時ごろの見通しだという。
中央気象局によれば17日、中部や南部では晴れや曇りとなり、気温は25度前後に達する好天。北部や北東部でも最高気温が18~22度まで上がるとみられている。
同局交通管理組の張崇智副組長によれば、午前7時ごろから南下路線で車が増え始めた。国道1号は北部・湖口-新竹間で、国道3号は北部・鶯歌-龍潭間や中部・台中付近で混雑が目立っている。正午過ぎから徐々に緩和される見通し。午後3~4時ごろから北上する車が増え始める見込みだという。
国道5号の雪山トンネルでは午前7時から正午まで3人以上が乗車する車両のみ通行可とする措置を実施。午後には北上路線が混雑し、深夜まで渋滞が続く恐れもあるという。
17日は旧暦1月2日に当たり、既婚女性が里帰りする「回娘家」と呼ばれる風習がある。