総統府の半旗
(台北 21日 中央社)6日夜に発生した台湾東部地震の犠牲者を悼むため、旧正月の連休が明けて仕事始めとなった21日、各地の政府機関や学校などで半旗が掲げられた。
行政院(内閣)の徐国勇報道官は20日、被災者が元の生活を取り戻せるよう復旧を急ぐと述べ、国民に対しても、被災地・花蓮の経済、観光の復興を行動で応援してほしいと呼び掛けた。
台湾ではこれまでにも、1999年の台湾中部大地震、2009年の台風8号(モーラコット台風)による水害、2016年の台湾南部地震など重大災害の発生を受けて半旗を掲げ、国を挙げて追悼した例がある。
台湾東部地震による死者は17人、負傷者は285人。