髪を整えてもらう芸舞妓(22日午前10時42分、京都市東山区・祇園甲部歌舞練場)
京の花街、祇園甲部の舞台公演「都をどりin春秋座」(4月1~24日)のプログラム用の写真撮影が22日、京都市東山区の祇園甲部歌舞練場であった。芸舞妓は、楽屋であでやかな舞台衣装をまとい、舞台撮影に臨んだ。
同歌舞練場が耐震化に向けて休館中のため、昨年に引き続き、左京区の京都造形芸術大内の春秋座で公演する。今回は「続(つづきての)洛北名跡巡」と題し、芸舞妓86人が出演。源光庵の青葉や詩仙堂の紅葉など全6景で、フィナーレは満開の桜が咲き誇る哲学の道となる。
鮮やかな総踊りの衣装に袖を通した舞妓のまめ衣さん(18)は「今回で3回目。下の子をひっぱれるよう、頑張りたい」と気を引き締めていた。
午後0時半、2時20分、4時10分の3回公演。1等3500円、茶券付き特等4600円。祇園甲部歌舞会075(541)3391。