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台中市、日本統治時代の橋を復元 目抜き通りにお目見え/台湾

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復元された桜橋 


(台中 2日 中央社)中部・台中市の目抜き通り「台湾大道」の下部に隠れていた築103年の「桜橋」が復元された。道路下には歩道が設けられ、当時から残る土台部分を間近で見ることもできる。

日本統治時代の1915(大正4)年に建設された桜橋は、かつて京都の鴨川になぞらえて「小京都」と呼ばれた緑川に架かる橋。長い間、台湾大道の拡張工事に伴って撤去されたと思われていた。

2015年から緑川の景観整備を進めてきた台中市政府。関連工事中に桜橋の橋桁や橋脚が残されていることが判明したことを受け、土台の保存と欄干の復元を決めた。周辺の景観整備は先月完了、新しさの中にも懐かしさを漂わせるスポットとして生まれ変わった。

緑川には桜橋のほか、1908(明治41)年に架けられた中山緑橋(旧名:新盛橋)も残り、川辺の遊歩道を散策しながら歴史の息吹を感じることができる。また、4月8日までの毎晩、イルミネーションも楽しめる。


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