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阿里山森林遊楽区の周遊バスに新路線 標高2451メートル地点へ/台湾

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祝山駅近くのソメイヨシノ=嘉義林区管理処提供 


(嘉義 2日 中央社)南部・嘉義県の景勝地、阿里山森林遊楽区の敷地内を走る電気自動車の園内バスに、標高2451メートルの祝山エリアまで行ける新路線「祝山線」が開設、3日から運行される。林務局嘉義林区管理処によると、360度のダイナミックな景色が楽しめる同エリアで自然を満喫してもらうのが狙い。阿里山名物の「鉄道、森林、雲海、日の出、夕霞」全てが1カ所で楽しめると紹介して利用を呼び掛けている。

祝山線の開設に当たっては、対高岳と祝山、2カ所のバス停が新たに設けられた。往路はツーリストインフォメーションセンターを発車後、沼平、対高岳を経て祝山へ。帰路は同じルートで下山する。運行は定時運行とチャーターの2方式。

定時運行は往路(インフォメーションセンター発)が8時、11時、14時。復路(祝山発)が8時30分、11時30分、14時30分、16時30分。このほか夜間にも、生態観察や天体観測などが楽しめるガイド付きバスが1本運行。出発は19時で、復路(21時発)の乗車券とセットでの取り扱いとなる。運賃はいずれも片道150台湾元(約540円)。

チャーターは15~19人の団体客に対応。8~17時(4~9月は18時まで)または18~22時、いずれかの営業時間内であれば好きな時間を指定して予約できる。



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