イベントに参加する酒見重範・東武タワースカイツリー社長(中央左)
日台のキャラクター勢揃い
(台北 1日 中央社)東京スカイツリーは1日、台北市の超高層ビル「台北101」との友好関係締結5周年を記念するイベントを台北市内で開催した。スカイツリーの公式キャラクター、ソラカラちゃんは台湾の春節(旧正月)に合わせ、着物姿で登場。交通部観光局のオーション([口屋]熊)のほか、新北市、台中市、台南市、高雄市などのキャラクター、台北101のダンパーベイビーら20体も集結し、会場は賑やかな雰囲気に包まれた。
東京スカイツリーは日台の観光友好促進のため、2013年5月に台北101と友好関係を締結。相互に台湾と日本の観光をPRする写真展を開催したほか、2014年には台北101内の広場に東京スカイツリーを模したオブジェを展示するなど、交流を進めてきた。この日のイベントに出席した酒見重範・東武タワースカイツリー社長によれば、台湾からの来場者は年間約5万人に上り、国・地域別では団体1位、個人3位になっているという。
酒見社長は、5月17日から20日まで東京スカイツリータウンで「台湾観光フェア」を交通部観光局、台湾観光協会と共同で開催すると発表。日台観光友好活動の一環となる。「今回の台湾フェアを通じ、多くの日本人に台湾の観光や文化に触れ、楽しんでいただくとともに、台湾訪問のきっかけにつながれば」と期待を寄せた。
東京スカイツリーは、南部・嘉義で2日に正式開幕する「台湾ランタンフェスティバル」(台湾灯会)に昨年に続いて作品を出展する。これにちなみ、ソラカラちゃんと台湾のキャラクターは戌(いぬ)年のちょうちんを揃って手にし、出展をPRした。