南機場夜市
(台北 6日 中央社)飲食店の格付け本「ミシュランガイド」を手掛ける仏タイヤ大手、ミシュランは6日、高品質の料理を低価格で提供する店に与えられる「ビブグルマン」を獲得した台北の飲食店36軒を発表した。そのうち10軒は庶民的なグルメが集結するナイトマーケットに出店する名店。臭豆腐や豚スペアリブの薬膳スープなどを販売する店が選ばれた。
ミシュランガイドの台北2018版は14日に刊行される。ビブグルマンには、ナイトマーケット10軒、牛肉麺8軒、台湾料理5軒のほか、日本料理や広東料理、上海料理、北京料理、点心、インド料理の店なども名を連ねた。
ナイトマーケットでは、饒河街夜市が3店舗、南機場夜市、寧夏夜市、臨江街夜市から各2店舗ずつ、士林夜市は1店舗選ばれた。
主な入選店舗は茂園、鼎泰豊(信義路)、点水楼(松山)、清真中国牛肉麺食館、阜杭豆漿、濱松屋、福州世祖胡椒餅、陳董薬燉排骨、施老バン麻辣臭豆腐など。(バン=門がまえに品)
同ガイドの国際ディレクター、マイケル・エリス氏は、調査員は台北のグルメの多種多様な風貌と味わいを深く掘り下げたと紹介。牛肉麺や豚足、イカ団子などを例に挙げ、全て安くて美味しいメニューだと称賛した。