月収のうち平均で24%を貯蓄に回そうと計画
(台北 8日 中央社)米クレジットカード大手のマスターカードが8日までに公表した消費者の金銭管理に関する調査結果で、台湾人は今後6カ月の毎月の月収のうち平均で24%を貯蓄に回そうと計画していることが分かり、中国大陸と並んでアジアで1位となった。アジア全体の平均は18%だったという。
調査は昨年5月から6月にかけて実施。台湾、中国大陸、香港、日本、韓国、フィリピン、マレーシア、タイなどアジア18カ国・地域に住む18~64歳の銀行口座保有者を対象とし、9153件の回答が得られた。
調査では、台湾人が老後など将来を見据えた金銭管理や生活の質を重視する傾向が浮き彫りとなった。貯蓄の目的として最も多かったのは退職後の生活資金の準備(55%)で、投資(54%)、海外旅行(50%)が続いた。臨時収入があった場合の使い道に退職後の生活資金や投資を挙げた人の割合はアジアで最多の19%に上った。