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台北と新北の定期券、4月導入へ メトロとバスが乗り放題に/台湾

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左から朱立倫新北市長、柯文哲台北市長 


(台北 12日 中央社)台北メトロ(MRT)と台北、新北両市の路線バスが乗り放題になる30日間有効の定期券が来月16日に導入される。柯文哲台北市長と朱立倫新北市長が12日、台北市内で記者会見し、発表した。価格は1280台湾元(約4658円)。定期券利用者は、自転車シェアリング「Youbike」が最初の30分間無料で利用できる優待サービスも受けられる。台北市政府交通局の陳学台局長は、定期券の導入によって市民の負担を減らすと同時に、自動車やバイクの利用者に公共交通機関への転換を促せればと期待を寄せた。

導入に先立ち、13日から予約販売を行う。台北メトロ各駅の窓口やチャージ機能がある自動券売機で、交通系ICカード「イージーカード」(悠遊カー)に定期券機能を付加する形式で購入できる。定期券機能を載せられるICカードは当面はイージーカードに限られる。利用開始は来月16日から。(カー=上の下にト)

定期券導入に対し、市民からは好意的な声が聞かれた。新北市北部の淡水から同市東部の汐止まで通勤し、毎月の交通費が1800~1900元(約6550~6914円)に上るという女性は「必ず買う」と話す。定期券を使えば1カ月当たり500~600元(約1820~2183円)を節約できる計算になる。同市南西部の樹林から台北市内に通勤する女性は、往復のバス代が高いために自動車通勤を選択していたと語る。定期券が導入されれば、これまで約3000~4000元(約1万917~1万4556円)かかっていたガソリン代が大幅に節約できるようになるため、バス通勤への変更に意欲をみせた。

一方で、淡水から台北市内にバイクで通勤している男性は、定期券の価格は魅力的だとしながらも、バイク通勤の交通費のほうが安いと話し、定期券の利用には消極的な姿勢を示した。



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