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日本統治時代から残る旧倉庫、外観の修復完了 8月末にプレオープン予定/台湾

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外壁と屋根の部分が修復完了した台北市の歴史的建造物「三井倉庫」 


(台北 14日 中央社)台北市政府文化局は13日、日本統治時代から残る市の歴史的建造物「三井倉庫」で進められている修復工事について、外壁と屋根の部分が完了したと発表した。内部のエレベーターやバリアフリー設備設置作業が7月、景観工事が8月中旬までに完成する予定で、プレオープンは8月末になる見込み。

大正時代に建てられたとみられる同倉庫はレンガと木材を組み合わせた建築様式で、正面に三井物産のシンボルマークが刻まれている。2016年、台北駅西側の北門広場と周辺道路の整備計画に伴って、元の場所から東に約50メートル離れた現在地に移築し、修復を経て一般公開されることが決定した。

文化局によると、2階部分は歴史を伝える「記憶倉庫」として、アートの展示などができる多目的スペースとして利用される。1階部分はツーリストインフォメーションや文化資産の情報ステーション、書店などが入る。書店は、移転前の倉庫の隣で67年間営業し、2年前に撤去された本屋のイメージを再現したものになるという。


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