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「通過点」の魅力、井手町が映画で発信/京都 

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地蔵院からの眺めを確かめる作道雄監督


井手町が町を挙げて、オール町内ロケによる映画制作を進めている。京都と奈良の「通過点」という世間のイメージを逆手に取り、様々な人生が交差するドラマチックで温かな町の魅力を全国に発信する。来春公開予定。エキストラは数百人規模となり、オーディションなどへの参加者も募っている。

 町が地方創生交付金を活用して全面協力。監督は、京都市を拠点に活動する脚本・演出家の作道雄(さくどうゆう)さん(25)。滋賀県を舞台にした映画「マザーレイク」の脚本でも知られる。今回の映画のタイトルは「神さまの轍(わだち) checkpoint of the life」。脚本も作道さんが担当する。

 ストーリーは、青年がスポーツタイプの自転車「ロードバイク」にであい、町の人たちとふれあいながら成長していくというもの。東京五輪を翌年に控えた2019年、町内で開かれる「ツール・ド・井手」という自転車大会が舞台となる。




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