日本の国別冷凍枝豆輸入量の推移=農業委員会作成
(台北 21日 中央社)行政院(内閣)農業委員会高雄区農業改良場は20日、台湾産冷凍枝豆の日本の輸入量における国別シェアは昨年44.8%に達し、10年連続トップとなったと発表した。昨年の台湾産枝豆の輸出額は前年比8.1%増となる8055万米ドル(約85億8000万円)で、うち日本向けが85.4%を占めた。
同場によれば、海外への輸出量は全体で3万7591トンに上り、過去27年で最高。林景和場長は、過去10年における台湾産枝豆の輸出は好調で、産官学の連携による成果だと喜びを示した。
同委員会は毎年、日本で開催される国際食品・飲料展「フーデックスジャパン」に枝豆業者を率いて参加するなど、市場開拓に尽力。台湾で開発された新品種は台湾以外に日本でも品種登録されている。