王維中投手
(ソウル 24日 中央社)元ブルワーズで今年1月末、韓国プロ野球のNCダイノスに入団した台湾人投手、王維中(25)が24日、本拠・昌原市で行われたLGツインズとの開幕戦に先発。7回1失点6奪三振と好投し、韓国リーグデビュー戦を勝利で飾り、MVP(最優秀選手)にも選ばれた。試合はダイノスが4-2で勝ち、白星発進した。
王はチームメートの好守などに感謝したほか、「新しい武器のカットボールをはじめ全ての球種を投げた」と振り返った。
昌原市の安商守市長は、自身も王のファンだと告白した上で、「市を挙げてダイノスのエースとしての活躍を後押ししたい」とエールを送った。
渡米4年目の2014年にメジャー初登板を果たすも、未勝利のまま今年1月にブルワーズを自由契約となった王。だが、韓国リーグでプレーする初の台湾人選手としてダイノス入りした後は、端整な顔立ちもあり、韓国メディアからも注目を浴びている。