武陵農場の桃の花=同農場提供
(台中 27日 中央社)中部・台中市の山間部で、桃の花が開花し、山肌をピンクに染めている。美しい風景を一目見ようと、多くの行楽客が観賞スポットに押し寄せている。
約5.8ヘクタールの桃林を擁する武陵農場(標高1740~2500メートル)では、ジュセイトウをはじめ多数の品種の桃が栽培されている。袁図強場長によれば、最も注目を浴びているのは背が低いジュセイトウで、他の高い木とは違い、見下ろす形で観賞できるのが魅力だという。
標高2100~2614メートルに位置する福寿山農場では、10数品種の桃が楽しめる。栽培面積は約5ヘクタール。すでに続々と開花を始めているという。