林佳龍台中市長(右)による名古屋まつりへの参加を要請する広沢一郎名古屋副市長=台中市政府提供
(台中 1日 中央社)林佳龍台中市長は3月30日、愛知県名古屋市の広沢一郎副市長や藤田和秀市議らと台中市政府で面会した。林市長は両市がそれぞれ国際的な競技大会の開催を控えていることに触れ、スポーツを通じた両市間の交流深化を願った。
台中市では2019年に「東アジアユースゲームズ」が、名古屋市では2026年に「アジア競技大会」が開催される予定。昨年は台中国際空港(台中市)と中部国際空港(愛知県常滑市)が友好空港提携を結び、両空港間には定期チャーター便が就航した。林市長によれば、台中市で11月初旬に開幕する台中フローラ世界博覧会(台中花博)には名古屋市の出展が予定されているという。
藤田市議は、両市間で結ばれた深い友情に感激を示した。台中市によれば、藤田市議は全国日台友好議員協議会の会長も務めており、2015年から毎年台中市を訪問し、両市の交流推進に努めているという。
広沢副市長は林市長を同市の秋の祭典「名古屋まつり」に招待。訪問を通じて互いに対する理解を深めたいとした。