桜と雅楽の音色で幽玄な雰囲気に包まれた「紅しだれコンサート」
(5日午後6時43分、京都市左京区・平安神宮)
夜桜と生演奏を楽しむ毎春恒例の「平安神宮 紅しだれコンサート2018」(京都新聞主催、JR東海特別協賛)が5日、京都市左京区の平安神宮で始まった。ライトアップされたベニシダレザクラが咲き誇る中、雅楽師の東儀秀樹さんが奏でる調べを訪れた約3700人が楽しんだ。
今年で30回の節目を迎えた。会場の東神苑ではライトに照らされた桜が池の水面に浮かび、幻想的な雰囲気に。東儀さんは「さくら」やオリジナル曲「三ツ星」、一青窈さんの代表曲「ハナミズキ」など計7曲を篳篥(ひちりき)や龍笛(りゅうてき)で披露し、来場者を魅了した。
6日はバイオリンの宮本笑里さん、7日は尺八の藤原道山さん、8日はアコースティックギターデュオのDEPAPEPEが出演する。演奏は午後6時40分と午後7時50分からの2回で、当日券2千円。雨天決行。