ライトアップされ、幻想的に彩られた「女王の頭」=観光局提供
(台北 12日 中央社)風化や波などの浸食でできた奇岩が並ぶ北部・新北市の観光スポット、野柳地質公園で20~28日、開園以来初となる夜間公開イベントが催される。日が落ちてから同園の看板「女王の頭」(クイーンズヘッド)を見られる新鮮さに、大きな反響が寄せられている。
主催の北海岸及観音山国家風景区管理処によると、期間中はガイドによる解説があるほか、21日には音楽会、20~22日には日本のジオパークをテーマにした特別展や子ども向けの体験イベントなども行われる。
定員は安全面を考慮して、毎晩500人まで(21日は300人)。予約受け付けはすでに始まっており、週末の入場券はすでに完売しているものの、当日券が毎晩100枚販売されるという。
10日にはPR記者会見が開かれ、交通部観光局の張錫聰副局長が、自然が造り出したアートがライトアップされ、いつもとは違う体験ができるとアピールし、来場を呼び掛けた。