生まれたばかりの赤ちゃんをなめるお母さんヤギ
(南丹市園部町大河内・るり渓やぎ農園)
京都府南丹市園部町大河内の「るり渓やぎ農園」で今春、40頭以上のヤギが誕生した。出産が一段落する5月初旬から、赤ちゃんヤギが見られるといい、その愛くるしい姿をひと目見ようと多くの人が楽しみにしている。
同園は2005年に設立され、ヤギを飼育しチーズなどの乳製品を製造販売する。最近は、ペットや搾乳用として子ヤギの購入を希望する人が増え、予約販売している。
ヤギは外国種と在来種を搾乳用に改良した種で、同園では30頭のメスと2頭のオスを飼育。今年は3月中旬から4月下旬にかけて41頭が誕生した。さらに数頭が生まれる見込みだという。
赤ちゃんヤギの公開は管理上、1時間程度に限られるが、同園は「人なつこい子ヤギを見てのんびりしてもらえたら」としている。入場無料。問い合わせは0771(65)9010。