台北松山空港を出発する中華航空(チャイナエアライン)機
(台北 26日 中央社)台北松山空港(台北市)は6月20日から滑走路の改修工事を実施する。夜間の飛行制限時間を1時間延ばして工事を進める計画で、工期は約1年を見込む。同空港の徐乃新主任が22日明らかにした。航空機の運航への影響はほとんどないという。
徐主任によれば、同空港の滑走路は1本のみで、運用開始からすでに10年が経過している。今回の改修では運航の安全確保のため、滑走路の舗装補修、照明の整備を行うほか、滑走路の幅を現在の45メートルから60メートルに拡張する。
工事期間中は飛行制限時間を現在より前後30分ずつ延ばし、午後10時半~午前6時半とする。
徐主任は、大部分の航空機の発着時間は午前6時半から午後10時半までの間だと説明。遅延した場合のみ、着陸場所が桃園国際空港(桃園市)に変更されるという。