子どもたちが稚児や武者に扮した地主祭りの行列(京都市東山区)
武者や稚児、白川女ら約100人の行列が京都市東山区の清水坂や産寧坂などを練る「地主祭り」が5日、同区の地主神社一帯で営まれた。
地主祭りは約千年前、円融天皇行幸の際に勅命で催された臨時祭が起源とされる。行列は神職を先頭に、近くの氏子町内を巡り、地元商店主らに出迎えられた。
武者や稚児役は地元の開睛小の児童らが務めた。木村颯友(はやと)君(11)、高橋嶺登(みねと)君(11)と弟の宥登(ゆうと)君(9)は「暑くて大変だったけど、昔ながらの雰囲気が味わえて良かった」と話していた。