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十二単姿の斎王代、小川で身清め 京都・葵祭「御禊の儀」

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御手洗川に両手を浸し、身を清める斎王代の坂下志保さん(4日午前、京都市北区・上賀茂神社) 

京都三大祭りの一つ葵祭(15日)のヒロイン斎王代が身を清める「御禊(みそぎ)の儀」が4日、京都市北区の上賀茂神社で行われた。十二単(ひとえ)姿の斎王代がとうとうと流れる境内の小川に、ゆっくりと手を浸した。

 午前10時20分、神社に到着した斎王代の坂下志保さん(23)=左京区=は約50人の女人列を率いてしずしずと参道を歩いた。さらに雅楽の流れる中、橋殿(重要文化財)に進み、神職のおはらいを受けた。その後、境内を流れる御手洗(みたらし)川の岸に進んだ坂下さんは、きらめく水面(みなも)にゆっくりと手を降ろし、約20秒間浸した。

 儀式を終えた坂下さんは「川の水は冷たくて、新鮮な気持ちになった。15日へ向けて体調管理に気を付けていきたい」と話した。御禊の儀は斎王代が創設された1956年から上賀茂、下鴨両神社で1年ごとに交代で行われている


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