本物さながらの甲胄を身にまとい、ポーズを決める子どもたち
(福知山市内記・福知山城)
戦国武将気分が味わえる「子ども甲冑(かっちゅう)体験」が5日、京都府福知山市内記の福知山城(市郷土資料館)で開かれた。重さ約10キロの本格的な甲冑を身に着けた子どもたちが、笑顔でポーズを決めていた。
子どもたちに福知山城に親しんでもらおうと、毎年開いている。今年は、福知山城を築城したことで知られる明智光秀がNHK大河ドラマの主人公に決まり、光秀をイメージした甲冑も用意された。
この日は西日本各地から75人が参加した。職員の補助を受けながら、かぶとや胴を着用した子どもたちは、模造刀を構えたり、采配を振るったりするなど、思い思いの勇ましい姿を披露。家族と一緒に、記念写真に収まっていた。
中嶋奏翔君(9)=長岡京市=は「ちょっと重かったけど、大好きな光秀になれたようで楽しかった」と話した。