>「台湾連合国協進会」のメンバーら
(桃園空港 18日 中央社)台湾の国連加盟を推進する「台湾連合国協進会」の蔡明憲理事長率いる訪問団が17日夜、世界保健機関(WHO)総会が開かれるスイス・ジュネーブに向けて桃園国際空港を出発した。21日から始まるWHO総会の開会期間中、「台湾名義でのWHO加盟」を求める台湾の人々の強い思いを世界に向けて発信するという。
蔡理事長は出発前に取材に応じ、今回の活動によって世界の医療や疾病予防に対する台湾の貢献と重要性を世界各国に伝えたいと語った。
台湾は2009年から2016年まで8年連続でWHO総会にオブザーバー参加してきたが、昨年は中国大陸の圧力を背景に出席できなかった。今年も招請状が届いていない。