国立故宮博物院(台北市)
(台北 24日 中央社)米国の団体が年間入場者数などを基に決定した博物館・美術館のランキングで、国立故宮博物院(台北市)が世界13位となった。来場者数は約443万人(前年比23万人減)で、前回より順位を1つ下げた。首位は年間約810万人を集めた仏のルーブル美術館だった。
ランキングは、テーマエンターテインメント協会(TEA)とコンサルティング会社AECOMが作成した「2017 Theme Index and Museum Index」に基づく。
アジア太平洋地域の上位20位には、台湾から4館がランクイン。故宮博物院が3位で、9位に国立自然科学博物館(台中市、約311万人)、12位に国立台湾科学教育館(台北市、約286万人)、20位に国立科学工芸博物館(高雄市、約198万人)が入った。日本からは、11位の国立新美術館(東京都、約298万人)、15位の国立科学博物館(同、約260万人)、16位の東京国立博物館(同、約218万人)の3館が名を連ねた。