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ギャバロン茶を改良 「GABAウーロン茶」、日本進出の可能性も

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ギャバロン茶を改良 「GABAウーロン茶」、日本進出の可能性も



台湾の農業委員会茶業改良場が開発した「GABAウーロン茶」 

(台北 31日 中央社)農業委員会茶業改良場は抗ストレス作用などが期待されるアミノ酸の1種「GABA」(ギャバ)を多く含むギャバロン茶を改良し、「GABAウーロン茶」を開発した。日本の業者から購入について問い合わせがあり、日本で売り出される可能性もあるという。

改良場は29日、台北市内で記者会見を開き、GABAウーロン茶をお披露目した。ギャバロン茶は1986年に日本の農林水産省茶業試験場で開発されたお茶。担当者によれば、従来のギャバロン茶は嫌気処理がされ、酸味が出やすかったが、改良場はこれに嫌気発酵の工程を加えることで茶葉中のギャバの生成と蓄積を促し、酸味を抑えた。

担当者によれば、改良場が日本の研究者を招き試飲してもらった際には、高評価が得られたという。

台湾では現在インターネット通販サイトやデパートなどで販売中。担当者は、ギャバには興奮を抑え、リラックスをさせる効果があるとし、仕事上でストレスを抱えている人やお茶を飲むと眠れなくなる人に適していると説明した。


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