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扇形車庫にローカル線…台湾鉄道旅の魅力を日本にPR 関係者130人が視察

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彰化県政府提供 

(南投 4日 中央社)台湾の鉄道の旅の魅力を日本に向けてアピールしようと、交通部(交通省)観光局は2日、台湾に現存する唯一の扇形車庫やローカル線、集集線などを視察するツアーを行い、日本からの観光業界関係者を含む約130人が参加した。観光を通じて日本と台湾の交流促進を目指す「日台観光サミット」が1日に開催され、その一環として実施された。

日本統治時代に建設された同車庫は中部・彰化県に位置しており、県定古跡として登録されている。同県政府都市及び観光発展処の馬英傑処長は、車庫が今でも現役で稼動していることなどに触れ、国内外から多くの鉄道ファンが訪れていると紹介。彰化市では鉄道の高架化が進められているが、県は同車庫を残留させ、今後も歴史を伝える観光スポットとして保存する方針だと説明した。

同車庫の視察を終えた一行は台湾最長のローカル線として親しまれている集集線に乗車。同イベントのためにデザインされた特別ラッピング列車で、彰化県二水駅から南投県車[土呈]までのどかな車窓風景を楽しんだ。

2日午後には南投県内のホテルで鉄道観光フォーラムが催され、台湾と日本の有識者が双方の鉄道や観光産業について意見を交わした。


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