聖護院八ツ橋総本店
老舗和菓子店「聖護院八ツ橋総本店」(京都市左京区)が根拠のない創業年を公表しているとして、ライバル社の「井筒八ツ橋本舗」(同市東山区)は4日、表示差し止めなどを求める訴訟を京都地裁に起こした。
訴状によると、聖護院八ツ橋総本店は、ウェブサイトや店舗看板などで創業年を1689年と表示。店内の商品説明でも「1689年より作り続けている」としていた。
原告側は、1689年に八ツ橋が存在したことを示す文献はなく、聖護院八ツ橋総本店は冊子で「正確な創業年は『不詳』」と記していたと主張。同社がうたう創業年に根拠はないと訴えている。
聖護院八ツ橋総本店の話 驚いていて、お答えしようがない。
(時事通信社)