軍事演習2日目 淡水河口侵攻の「中共軍」をせん滅
淡水河口付近で行われた軍事演習の様子
(台北 5日 中央社)国防部(国防省)は4日から中国大陸の侵攻を想定した5日間の軍事演習「漢光34号」を実施している。2日目となる5日午前には、北部防衛の要所とされる淡水河口付近で人民解放軍の突撃を食い止め、首都機能を持つ台北の安全を守るというシナリオに沿って訓練が展開された。
陸軍関渡地区指揮部(新北市淡水)の頼栄傑少将によると、台北市の中心部まで約22キロしか離れていない淡水河口は戦略的に非常に重要な場所。中でも河口から約8キロの地点にある関渡大橋は「最後の砦」と位置づけられているという。
訓練では、敵軍襲来が伝えられると防衛部隊が直ちに陣地に入り、兵士らが20ミリ機関砲を操作して対空警戒を強化。その後CM11戦車、CM22自走迫撃砲、対戦車ミサイルを搭載した装甲車などが出動し、集中砲火を浴びせて敵軍を壊滅させた。今回は空砲や発煙弾などが使用された。
淡水河口付近で行われた軍事演習の様子
(台北 5日 中央社)国防部(国防省)は4日から中国大陸の侵攻を想定した5日間の軍事演習「漢光34号」を実施している。2日目となる5日午前には、北部防衛の要所とされる淡水河口付近で人民解放軍の突撃を食い止め、首都機能を持つ台北の安全を守るというシナリオに沿って訓練が展開された。
陸軍関渡地区指揮部(新北市淡水)の頼栄傑少将によると、台北市の中心部まで約22キロしか離れていない淡水河口は戦略的に非常に重要な場所。中でも河口から約8キロの地点にある関渡大橋は「最後の砦」と位置づけられているという。
訓練では、敵軍襲来が伝えられると防衛部隊が直ちに陣地に入り、兵士らが20ミリ機関砲を操作して対空警戒を強化。その後CM11戦車、CM22自走迫撃砲、対戦車ミサイルを搭載した装甲車などが出動し、集中砲火を浴びせて敵軍を壊滅させた。今回は空砲や発煙弾などが使用された。