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切断遺体遺棄、逮捕の女は容疑否認 滋賀、4月まで母と同居

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切断遺体遺棄、逮捕の女は容疑否認 滋賀、4月まで母と同居


母親の自宅から出る捜査員ら(5日、守山市水保町) 


滋賀県守山市今浜町の旧野洲川河川敷で3月、切断された女性の胴体が見つかった事件で、滋賀県警捜査本部(守山署)は5日、死体遺棄の疑いで、草津市笠山7丁目、看護師の女(31)を逮捕した。

 逮捕容疑は、今年1月19日から3月10日ごろまでの間、守山市水保町、無職の母親(58)の遺体を、同町近くの河川敷に遺棄した疑い。女は「やってないです」と容疑を否認している、という。

 県警によると、母親宅は、遺体発見現場から西へ約250メートル。周辺住民の「姿を見かけない女性がいる」という情報で、遺体が母親である可能性が浮上。同居していた女と遺体のDNAを鑑定したところ、親子関係が判明した。母娘の2人暮らしで、長女の女は4月から看護師として働き出し、現住所の寮に転居した。母親は1月19日に医療機関を受診したのが確認されている、という。

 県警は5日、女の部屋や母親の自宅と車など4カ所を捜索した。遺体の別部位は見つかっていない。

 県警は3月14日、女性の遺体の一部が見つかったと発表。発見されたのは胴体だけで、首や肩、脚の付け根で切断され、人目のつく場所に放置されていた。近くの住民から同10日に「動物の死骸がある」と110番通報があったが、県警は同14日に解剖して人体と判明した。遺体は死後1~2週間とみられていた。


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