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野党・国民党副主席「共産党とパートナー関係」中国大陸に歩み寄り

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野党・国民党副主席「共産党とパートナー関係」中国大陸に歩み寄り


国務院台湾事務弁公室の劉結一主任(右)と会談する国民党のカク龍斌副主席 

(アモイ 7日 中央社)野党・国民党のカク龍斌副主席(副党首)は6日、中国大陸の対台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室の劉結一主任(閣僚級)と福建省アモイで会談した。カク副主席は、台湾の国民党と中国大陸の共産党はパートナー関係にあるべきだと言及。双方が窓口を設置することでさまざまな問題解決を図り、中国大陸に渡った台湾人に「まるで家にいるかのような」感覚を持ってもらうことが共通の目標であると語り、国民党と共産党の連携による両岸(台湾と中国大陸)間の交流促進に期待を寄せた。(カク=赤におおざと)

カク副主席は同日、アモイで開催された中国大陸主催の両岸交流イベント「海峡フォーラム」に出席。劉主任との会談は同日夜に行われた。同イベントについてカク氏は、最も重要なのは交流と連携だと指摘。両岸関係は現在、複雑な状況にあるとし、民間の交流から促進していくべきだと連携強化に前向きな姿勢を示した。

同日午前には、大陸当局の諮問機関、人民政治協商会議の汪洋主席とも会談した。カク副主席は、民進党・蔡英文政権が認めていない「一つの中国」を前提とする「92年コンセンサス」に自ら言及。2008年から2016年までの国民党政権下ではこの基礎の下で両岸関係が安定的に発展してきたとした上で、同党は「92年コンセンサス」を依然重視しているとする立場を強調した。


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