道路名未記載の日本からの手紙、郵便局員の努力で受取人の元
郵便局員の情熱によって無事に台湾の受取人の元に届く、日本からの手紙
(嘉義 8日 中央社)正確な住所が書かれていない日本からの手紙が、郵便局員の情熱によって、無事受取人の元に届く出来事があった。送り主の妻は局員の心配りに感謝を示した。
今年5月、日本から差し出された一通の航空郵便が嘉義郵便局に到着した。だが、封筒に記載されていた宛先の住所は「嘉義市76号6F3」のみ。配達に必要な道路名が書かれていなかった。
局員の王国旭さんは20年にわたる経験から、宛先の住所は集合住宅だと推測。可能性があるビルの管理室にしらみつぶしに電話で問い合わせた結果、嘉義市西区のアパートに受取人とみられる人物が住んでいることが分かった。アパートの郵便受けに自身の名刺を添えた封筒のコピーを投函したところ、今月6日に電話があり、受取人が確認された。
受取人は、差出人の日本人男性の3歳の孫娘。差出人の妻で受取人の祖母の張鳳凰さんによれば、男性は孫の3歳の誕生日に合わせてカードを送ったものの、慌てていたために道路名を書くのを忘れてしまったという。夫は手紙が到着したかをずっと気にかけていたと張さんは明かす。
孫娘は7日に祖父から送られたキャラクターのイラスト入りのカードを手にすると笑顔を見せ、大人に促されてこの局員に感謝を伝えたという。
郵便局員の情熱によって無事に台湾の受取人の元に届く、日本からの手紙
(嘉義 8日 中央社)正確な住所が書かれていない日本からの手紙が、郵便局員の情熱によって、無事受取人の元に届く出来事があった。送り主の妻は局員の心配りに感謝を示した。
今年5月、日本から差し出された一通の航空郵便が嘉義郵便局に到着した。だが、封筒に記載されていた宛先の住所は「嘉義市76号6F3」のみ。配達に必要な道路名が書かれていなかった。
局員の王国旭さんは20年にわたる経験から、宛先の住所は集合住宅だと推測。可能性があるビルの管理室にしらみつぶしに電話で問い合わせた結果、嘉義市西区のアパートに受取人とみられる人物が住んでいることが分かった。アパートの郵便受けに自身の名刺を添えた封筒のコピーを投函したところ、今月6日に電話があり、受取人が確認された。
受取人は、差出人の日本人男性の3歳の孫娘。差出人の妻で受取人の祖母の張鳳凰さんによれば、男性は孫の3歳の誕生日に合わせてカードを送ったものの、慌てていたために道路名を書くのを忘れてしまったという。夫は手紙が到着したかをずっと気にかけていたと張さんは明かす。
孫娘は7日に祖父から送られたキャラクターのイラスト入りのカードを手にすると笑顔を見せ、大人に促されてこの局員に感謝を伝えたという。