サプライズ感たっぷり 台湾新幹線の限定版乗車券
台湾高鉄提供
(台北 9日 中央社)台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)が先月から販売している限定版の乗車券が話題を集めている。台湾の古い建築物の窓飾りをモチーフにしたアートなデザインで、月ごとに5月(緑)、6月(紫)、7月(青)の計12種がある。各駅の自動券売機で通常版に混ざってランダムに提供されるため、入手できるかどうかは“運まかせ”。8月には全バージョンが同時に販売される予定で、同社はぜひコンプリートに挑戦してほしいと呼び掛けている。
限定版乗車券は、地方の美しさをアートで表現しようと5月に始められた「台湾高鉄芸術元年」プロジェクトの一環。窓飾りのモチーフは、台湾五大豪族の一つ、霧峰林家(台中市)の子孫で、アーティストとして活躍するマイケル・リン(林明弘)氏が、国定古跡となっている先祖の邸宅から発想したという。台中駅ではリン氏の展示作品も見られるほか、7月末まで、サーカスやダンス、戯曲などの公演もあり、旅の途中で各種アートとの「予期せぬ邂逅」を楽しめる。
台湾高鉄提供
(台北 9日 中央社)台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)が先月から販売している限定版の乗車券が話題を集めている。台湾の古い建築物の窓飾りをモチーフにしたアートなデザインで、月ごとに5月(緑)、6月(紫)、7月(青)の計12種がある。各駅の自動券売機で通常版に混ざってランダムに提供されるため、入手できるかどうかは“運まかせ”。8月には全バージョンが同時に販売される予定で、同社はぜひコンプリートに挑戦してほしいと呼び掛けている。
限定版乗車券は、地方の美しさをアートで表現しようと5月に始められた「台湾高鉄芸術元年」プロジェクトの一環。窓飾りのモチーフは、台湾五大豪族の一つ、霧峰林家(台中市)の子孫で、アーティストとして活躍するマイケル・リン(林明弘)氏が、国定古跡となっている先祖の邸宅から発想したという。台中駅ではリン氏の展示作品も見られるほか、7月末まで、サーカスやダンス、戯曲などの公演もあり、旅の途中で各種アートとの「予期せぬ邂逅」を楽しめる。