台湾、エスワティニと経済協力協定締結 関係のさらなる深化に期待
ECA調印式に立ち会う(後列左から)エスワティニの国王ムスワティ3世と蔡英文総統
(台北 8日 中央社)中華民国(台湾)は8日、外交関係を結ぶアフリカ南部エスワティニ(旧スワジランド)と経済協力協定(ECA)を締結した。調印式が台北市の総統府で行われ、両国の経済相が協定書に署名した。蔡英文総統は国王ムスワティ3世とともに立ち会い、両国の人々の福祉促進や相互利益獲得に期待を寄せた。
両国は今年で国交樹立50周年を迎える。蔡総統は今年4月、スワジランド(当時)を訪れており、その際にムスワティ3世からECA締結の要請を受けていた。
総統府によると、協定は双方の経済、貿易、技術、投資の分野の協力強化と環境保護促進を目的としている。
調印式の前に行われた会談で蔡総統は、エスワティニが長期にわたり国際社会で台湾を支持していることに触れ、悪質な金銭外交を行わず、相手国と十分な話し合いの末に協力を進めることこそが台湾が掲げる「着実外交」だと強調した。
ECA調印式に立ち会う(後列左から)エスワティニの国王ムスワティ3世と蔡英文総統
(台北 8日 中央社)中華民国(台湾)は8日、外交関係を結ぶアフリカ南部エスワティニ(旧スワジランド)と経済協力協定(ECA)を締結した。調印式が台北市の総統府で行われ、両国の経済相が協定書に署名した。蔡英文総統は国王ムスワティ3世とともに立ち会い、両国の人々の福祉促進や相互利益獲得に期待を寄せた。
両国は今年で国交樹立50周年を迎える。蔡総統は今年4月、スワジランド(当時)を訪れており、その際にムスワティ3世からECA締結の要請を受けていた。
総統府によると、協定は双方の経済、貿易、技術、投資の分野の協力強化と環境保護促進を目的としている。
調印式の前に行われた会談で蔡総統は、エスワティニが長期にわたり国際社会で台湾を支持していることに触れ、悪質な金銭外交を行わず、相手国と十分な話し合いの末に協力を進めることこそが台湾が掲げる「着実外交」だと強調した。