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日本統治時代最大の抗日蜂起 ランニング大会で理解促進

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日本統治時代最大の抗日蜂起 ランニング大会で理解促進


台南市玉井に建つ、「タパニー事件」の首謀者・余清芳の記念碑 

(台南 21日 中央社)台南市政府文化局は8月12日、日本統治時代最大規模の抗日蜂起「タパニー事件」(西来庵事件)の理解促進を図り、「タパニー古戦場ランニング大会」を開催する。かつて事件の現場となった場所を巡るコースが設定され、実際に走ることで参加者に現地の歴史や文化に対する理解を深めてもらいたいとしている。

1915(大正4)年、台湾本島人の余清芳が起こした武装蜂起。1000人以上の死者を出したとされ、日本に植民地政策から台湾の人々を日本国民として扱う「内地延長主義」への転換を促したきっかけになったといわれている。事件の舞台となったタパニーは現在、玉井という地名に改められた。

玉井区では事件から100周年を迎えた2015年、日本統治時代の製糖工場を再利用した記念館がオープン。2016年以降は毎年8月に事件の記念イベントを開催しており、今年のランニング大会はその一環として行われる。

16キロのコースを走る部門(定員600人)のほか、仮装して走る5キロのファンラン(定員900人)も実施される予定。仮装のテーマはイベントに合わせ、「戦士」とされている。参加申し込みは7月15日まで。


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