1個1台湾元の餃子店 店主の真心に常連客感動 今月末で閉店
1個1台湾元の福田水餃子
(高雄 25日 中央社)「1個1台湾元」(約3.6円)という破格の安さで水餃子を販売する「福田水餃店」(高雄市)。店主の李杰さんは大病を乗り越えたのをきっかけに、人との縁や喜捨こそが人生をより豊かにすると気付き、同店をオープンした。「店主は本当に太っ腹。彼の思いやりの心に感動した」と常連客は称賛する。高雄の店舗の営業は今月末で終了し、今後は東部・台東に移転する予定。閉店を前に、店内には多くの客が訪れている。
同店は昨年11月から営業を開始し、好評を得た。李さんは「1個売るごとに1個分の損失が出る」と明かす。毎日の販売量は平均で8000個。賃料や人件費を合わせると、開業から8カ月で少なくとも500万元(約1800万円)の赤字が出ているという。
貧しい家庭で育った李さん。中学校も卒業していないが、縁あって足を踏み入れた不動産投資で成功を収めた。現在でも土地の売買を手がける。投資で手にした資産を後ろ盾に同店を経営し、社会に還元している。
1個1台湾元の福田水餃子
(高雄 25日 中央社)「1個1台湾元」(約3.6円)という破格の安さで水餃子を販売する「福田水餃店」(高雄市)。店主の李杰さんは大病を乗り越えたのをきっかけに、人との縁や喜捨こそが人生をより豊かにすると気付き、同店をオープンした。「店主は本当に太っ腹。彼の思いやりの心に感動した」と常連客は称賛する。高雄の店舗の営業は今月末で終了し、今後は東部・台東に移転する予定。閉店を前に、店内には多くの客が訪れている。
同店は昨年11月から営業を開始し、好評を得た。李さんは「1個売るごとに1個分の損失が出る」と明かす。毎日の販売量は平均で8000個。賃料や人件費を合わせると、開業から8カ月で少なくとも500万元(約1800万円)の赤字が出ているという。
貧しい家庭で育った李さん。中学校も卒業していないが、縁あって足を踏み入れた不動産投資で成功を収めた。現在でも土地の売買を手がける。投資で手にした資産を後ろ盾に同店を経営し、社会に還元している。