世界8カ国の土器130点一堂に 滋賀・陶芸の森
メキシコの村でつくられたネコの置物(甲賀市信楽町・県立陶芸の森)
人々の願いや祈りが込められた世界各地の焼き物を紹介する特別企画「世界の形象土器展」(京都新聞など主催)が24日、滋賀県甲賀市信楽町の県立陶芸の森で始まった。祭礼に使用した動物の置物や魔よけの屋根飾りなど8カ国の130点が並ぶ。
1990年代に同館がアジアやオセアニア、中南米の村で現地調査をして収集した所蔵品を集めた。ペルーの村では土器で教会をつくり、家の屋根に飾ることで魔よけとした。パプアニューギニアでは、精霊が主食のサゴヤシを貯蔵するつぼにあしらわれ、食料をとても大切にしていたことがうかがえる。
アジアの村では、神の乗り物「馬」や伝説上の生き物「ガルーダ」など宗教色が強い動物の置物が多く見られる。実物の土器に触れることができるコーナーもある。
9月24日まで。月曜休館(7月16日、9月17、24日は開館し、翌日休館)。有料。
(京都新聞)
メキシコの村でつくられたネコの置物(甲賀市信楽町・県立陶芸の森)
人々の願いや祈りが込められた世界各地の焼き物を紹介する特別企画「世界の形象土器展」(京都新聞など主催)が24日、滋賀県甲賀市信楽町の県立陶芸の森で始まった。祭礼に使用した動物の置物や魔よけの屋根飾りなど8カ国の130点が並ぶ。
1990年代に同館がアジアやオセアニア、中南米の村で現地調査をして収集した所蔵品を集めた。ペルーの村では土器で教会をつくり、家の屋根に飾ることで魔よけとした。パプアニューギニアでは、精霊が主食のサゴヤシを貯蔵するつぼにあしらわれ、食料をとても大切にしていたことがうかがえる。
アジアの村では、神の乗り物「馬」や伝説上の生き物「ガルーダ」など宗教色が強い動物の置物が多く見られる。実物の土器に触れることができるコーナーもある。
9月24日まで。月曜休館(7月16日、9月17、24日は開館し、翌日休館)。有料。
(京都新聞)