道路封鎖し陸上トラック、撤去求め提訴 京都の住民
閉鎖され、陸上用トラックに整備された道
京都学園中高(京都府京都市右京区花園寺ノ中町8)
京都市右京区の京都学園中高が同校グラウンドに接する生活道路を封鎖し陸上トラックにしたのは通行する権利の侵害だとして、近隣住民が29日までに、同校を運営する学校法人京都光楠学園を相手取り、道路に設置された門扉の撤去などを求めて京都地裁に提訴した。
訴状によると、学園は住民に連絡せず2016年10月、道路の廃止手続きを市に申請。住民の反対にもかかわらず、17年5月に門扉を設置し、陸上トラックとして整備した。道路は学園の土地だが、50年以上住民の通行に使われており、他人の土地でも通ることができる「通行地役権」があると主張している。
学園側は「訴状が届いていないためコメントは差し控える。生徒の安全安心のための整備なのでご理解いただきたい」としている。
住民はこれに先立ち、門扉の撤去を求める仮処分を京都地裁に申し立てている。決定は9月の予定。
閉鎖され、陸上用トラックに整備された道
京都学園中高(京都府京都市右京区花園寺ノ中町8)
京都市右京区の京都学園中高が同校グラウンドに接する生活道路を封鎖し陸上トラックにしたのは通行する権利の侵害だとして、近隣住民が29日までに、同校を運営する学校法人京都光楠学園を相手取り、道路に設置された門扉の撤去などを求めて京都地裁に提訴した。
訴状によると、学園は住民に連絡せず2016年10月、道路の廃止手続きを市に申請。住民の反対にもかかわらず、17年5月に門扉を設置し、陸上トラックとして整備した。道路は学園の土地だが、50年以上住民の通行に使われており、他人の土地でも通ることができる「通行地役権」があると主張している。
学園側は「訴状が届いていないためコメントは差し控える。生徒の安全安心のための整備なのでご理解いただきたい」としている。
住民はこれに先立ち、門扉の撤去を求める仮処分を京都地裁に申し立てている。決定は9月の予定。