京都「よーじや」三条店が移転 あぶらとり紙に化粧品、エステ施術も
(2018.07.04 烏丸経済新聞)
(左から)國枝商店の入江さんと三条店の藤原店長
「よーじや三条店」(京都市中京区寺町三条上る天性寺町、TEL 075-221-4501)が7月4日、移転オープンした。
定番の「あぶらとり紙」
三条麩屋町にあった店舗から約300メートル移転した同店。建物は地上3階、延べ床面積は約70平方メートル。1・2階はあぶらとり紙などの雑貨、紅(べに)や筆、スキンケア商品などの化粧品を展開。3階はエステティックの施術を行う。
フェイシャルエステ(5,940円・フルメイク付き)は、クレンジングやトリートメントに同社の基礎化粧品を使う。所用時間は50分で、首や肩の施術も行う。従来はポイントを集めた会員向けの特典だったが、好評を博したため商品化した。
「よーじや」運営会社「國枝商店」のマーケティングディレクターの入江裕司さんは「『京モダン』というキーワードと、お客さまが求める伝統や本物というものを念頭にリブランディングを図った。例えば、紅は紅筆でさしたり引いたりするしぐさなども含めて残していきたいものの一つ。お客さまが人に紹介したくなるような店づくりをしたい」と話す。
國枝商店は1904(明治37)年、六角御幸町に舞台化粧の紅や白粉(おしろい)などを扱う店として創業。大正時代の1920年ごろ、ドーランを落とさず、顔のテカリだけ抑えたいという役者の要望から「ふるや紙」(金ぱくの打ち紙)を使った「あぶらとり紙」を商品化した。当初は顔を覆うサイズだったものを、小さな手帳型にしたところ舞台や映画関係者や花街にも広がるようになった。さらに、メディアで取り上げられて京都土産としても知られるようになった。
営業時間は10時~19時(季節により変更有り)。
(2018.07.04 烏丸経済新聞)
(左から)國枝商店の入江さんと三条店の藤原店長
「よーじや三条店」(京都市中京区寺町三条上る天性寺町、TEL 075-221-4501)が7月4日、移転オープンした。
定番の「あぶらとり紙」
三条麩屋町にあった店舗から約300メートル移転した同店。建物は地上3階、延べ床面積は約70平方メートル。1・2階はあぶらとり紙などの雑貨、紅(べに)や筆、スキンケア商品などの化粧品を展開。3階はエステティックの施術を行う。
フェイシャルエステ(5,940円・フルメイク付き)は、クレンジングやトリートメントに同社の基礎化粧品を使う。所用時間は50分で、首や肩の施術も行う。従来はポイントを集めた会員向けの特典だったが、好評を博したため商品化した。
「よーじや」運営会社「國枝商店」のマーケティングディレクターの入江裕司さんは「『京モダン』というキーワードと、お客さまが求める伝統や本物というものを念頭にリブランディングを図った。例えば、紅は紅筆でさしたり引いたりするしぐさなども含めて残していきたいものの一つ。お客さまが人に紹介したくなるような店づくりをしたい」と話す。
國枝商店は1904(明治37)年、六角御幸町に舞台化粧の紅や白粉(おしろい)などを扱う店として創業。大正時代の1920年ごろ、ドーランを落とさず、顔のテカリだけ抑えたいという役者の要望から「ふるや紙」(金ぱくの打ち紙)を使った「あぶらとり紙」を商品化した。当初は顔を覆うサイズだったものを、小さな手帳型にしたところ舞台や映画関係者や花街にも広がるようになった。さらに、メディアで取り上げられて京都土産としても知られるようになった。
営業時間は10時~19時(季節により変更有り)。