台湾のクリエイティブ商品を日本へ 東京開催の展覧会に18業者が出展

台湾のクリエイティブ商品を日本へ 東京開催の展覧会に18業者が出展


DESIGN TOKYOに出展する台北市のブース「TAIPEI corners」　

台湾のクリエイティブ商品を日本へ 東京開催の展覧会に18業者が出展　


（東京 5日 中央社）台北市政府文化局は台湾の文化クリエイティブ業者18社を率い、4日に東京都内で開幕した「DESIGN TOKYO 国際デザイン製品展［夏］」にブースを出展している。同局の鍾永豊局長はあいさつで、台湾のクリエイティブ業者にとって日本は海外進出における重要な市場の1つであるとともに、見習うべき対象でもあると述べ、日台のクリエイティブ業界の交流深化に期待を寄せた。

同市のブース「TAIPEI corners」には、再生紙を利用した台湾発のデジタルカメラブランド「ペーパーシュート（紙可拍）」や台北の若者の町、西門町のランドマーク「西門紅楼」などが参加。同市の出展は4年目で、今年は過去最大規模での参加だという。

同展を主催したリード エグジビション ジャパンの鈴木一海外事業本部長は、台湾を訪れるたびに最新のデザインに驚かされると話す。台湾のデザインは日本の市場に「非常にマッチしている」と語り、ビジネスの拡大を確信していると期待を示した。

同市はインターネット通販の台頭に着目し、日本のハンドメイド作品の通販サイト「minne（ミンネ）」と今回初めて提携。同サイトで今月7日から「TAIPEI corners」のページを開設し、半年間にわたって商品の販売を行うという。

同展は東京ビッグサイトで開催。今月6日まで。