台風接近で北部ダムに潤い 台湾全土9月末まで「安定供給」
桃園市の石門ダム
(台北 11日 中央社)経済部(経済省)水利署は11日、北部の水がめ、石門ダム(桃園市)の貯水量が回復する見込みを示した。台風8号の接近によりダム一帯が雨に恵まれたため。同署は桃園市への給水状況を示す信号を、やや不足とされる「緑」から正常を示す「青」に変更。これにより、離島・澎湖以外の台湾全域で給水信号が青となった。9月末まで台湾全域で安定した水供給が可能だとしている。
同署によれば、同ダム一帯では台風が接近した10日からの積算降水量が約200ミリに達し、ダムの貯水量は約9000万トン増える見通し。台風が接近する前の貯水率は約40%にとどまっていたが、80%以上にまで回復するとみられている。
桃園市の石門ダム
(台北 11日 中央社)経済部(経済省)水利署は11日、北部の水がめ、石門ダム(桃園市)の貯水量が回復する見込みを示した。台風8号の接近によりダム一帯が雨に恵まれたため。同署は桃園市への給水状況を示す信号を、やや不足とされる「緑」から正常を示す「青」に変更。これにより、離島・澎湖以外の台湾全域で給水信号が青となった。9月末まで台湾全域で安定した水供給が可能だとしている。
同署によれば、同ダム一帯では台風が接近した10日からの積算降水量が約200ミリに達し、ダムの貯水量は約9000万トン増える見通し。台風が接近する前の貯水率は約40%にとどまっていたが、80%以上にまで回復するとみられている。