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阪急電鉄 車内ポスター  電車マナーの変遷

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阪急電鉄 車内ポスター  電車マナーの変遷


電車内でのマナーはこれまで、時代背景や社会状況に応じて変わってきた。

 車内ポスターからマナーの変遷をたどると、昭和の時代は「定期券をはっきりと見せよう」「新聞は周りの迷惑にならないように」といったものから、いまや当たり前となった「禁煙」の呼び掛けも。平成の時代になって携帯電話が登場、普及したことでこれに関連する新たなマナー啓発も数多く生まれた。近年の代表格といえば、「歩きスマホ」禁止を促すものだろう。

 こうした車内マナー順守の呼び掛けは、公共空間で快適に過ごすために協力を願うもの。だが時に「押しつけがましい」と批判の的になる場合もある。2016年に東急電鉄が、電車内で化粧する女性を「みっともない」とした動画とポスターを公開したところ、インターネット上で「炎上」した。

 阪急電鉄では、「リュックマナー」に関する広告が3年前に初めて登場した。リュックを前に抱えた男女が見つめ合うイラストに、「想(おも)いをぶつけても。 荷物はぶつけない。」という言葉を添えたユニークなポスター。同社広報担当者は「『○○しないでください』というネガティブな表現よりも、前向きな表現にすることを心掛けた」と話す。マナー啓発といえば堅い印象を抱きがちだが、まず興味を引き、印象に残すことが第一歩になりそうだ。















(京都新聞)




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