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恒春半島に「落山風風景区」設立 屏東県、観光発展目指す

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恒春半島に「落山風風景区」設立 屏東県、観光発展目指す


高士集落周辺の景色 

(屏東 3日 中央社)屏東県政府は2日、恒春半島南部の車城郷、牡丹郷、満州郷の一部区域を「屏東県落山風風景特定区」に指定し、同日付で施行すると発表した。珍しい地質や海域などの自然景観を保護し、恒春半島の観光発展につなげる。

風景区の総面積は約1万1300ヘクタール。区域内には台湾四大温泉の一つに数えられる四重渓温泉や牡丹社事件(台湾出兵)で旧日本軍が先住民と交戦した「石門古戦場」、原始の自然が残る海岸線に通じる「阿朗壱古道」、近年再建された日本統治時代創建の「高士神社」など、歴史や豊かな自然を感じられる名所が点在する。

観光伝播処は、同風景区は観光資源の豊かさでは近隣の墾丁国家公園に劣らないとし、温泉セラピーや先住民集落観光、ウォータースポーツ、自転車旅行などのPRを通じて観光客に同風景区の旅の楽しみ方を紹介していきたいとしている。

「落山風」とは、恒春半島に吹く北東の季節風。中央山脈を越えて吹き下ろし、恒春半島南部の地域に強風をもたらす。落山風は恒春半島の景観や農産物の生産、習俗にも影響を与えている。


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