蔡総統、対中強硬姿勢 「台湾人は一歩も退かない」
台南市長選挙に出馬する民進党公認候補の決起集会に出席する蔡英文総統（前列中央、灰色のベストを着ている）
（台南 6日 中央社）与党・民進党の党主席（党首）を兼務する蔡英文総統は5日、中国からどんなに圧力を受けても譲歩しない対中強硬姿勢を示した。今年11月に予定されている台南市長選挙に出馬する同党の公認候補、黄偉哲氏の決起集会が同市内で行われ、あいさつの中で語った。
蔡氏は、中国が海外の航空会社に「台湾」の表記変更を迫ったことや中部・台中市で開催予定だった国際スポーツ大会を中止させたこと、中国に進出する台湾の若手俳優らに対する意思表示の強要などに触れ、最近の中国の行動は行き過ぎていると言及。「これらの振る舞いはわれわれに自信を失くさせ、ペースを崩そうとするものであり、中国からどんなに圧力を受けても、政府もわれわれ台湾人も一歩も退く気はない」と外圧に屈しない意気込みを見せた。
また、国際社会には台湾を支持する人が多く、政府として着実に実績を積み重ねていくことこそが重要だとして、有権者に黄氏への支持を訴えた。
台南市長選挙に出馬する民進党公認候補の決起集会に出席する蔡英文総統（前列中央、灰色のベストを着ている）
（台南 6日 中央社）与党・民進党の党主席（党首）を兼務する蔡英文総統は5日、中国からどんなに圧力を受けても譲歩しない対中強硬姿勢を示した。今年11月に予定されている台南市長選挙に出馬する同党の公認候補、黄偉哲氏の決起集会が同市内で行われ、あいさつの中で語った。
蔡氏は、中国が海外の航空会社に「台湾」の表記変更を迫ったことや中部・台中市で開催予定だった国際スポーツ大会を中止させたこと、中国に進出する台湾の若手俳優らに対する意思表示の強要などに触れ、最近の中国の行動は行き過ぎていると言及。「これらの振る舞いはわれわれに自信を失くさせ、ペースを崩そうとするものであり、中国からどんなに圧力を受けても、政府もわれわれ台湾人も一歩も退く気はない」と外圧に屈しない意気込みを見せた。
また、国際社会には台湾を支持する人が多く、政府として着実に実績を積み重ねていくことこそが重要だとして、有権者に黄氏への支持を訴えた。