米豪華客船、日台を巡る新コース運航へ 台湾は日本人客誘致に期待
基隆港に寄港するダイヤモンド・プリンセス=2010年4月撮影
(台北 14日 中央社)台湾のクルーズ市場を見込む米プリンセス・クルーズ社は11月、北部・基隆港発着で9日間かけて日本各地を巡る豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」を初運航する。同船は、横浜・名古屋・大阪・那覇各地で乗船した旅客を乗せて基隆港に寄港し、同地で台湾人旅行者を乗せて横浜に折り返すスタイルがとられる。このようなコースは同船初で、台湾側は日本をはじめとする外国人観光客の増加につながると歓迎している。
同社のマーケティング・ディレクターを務める陳欣徳氏は、同船は三菱重工業が建造した客船で、展望浴場やすしレストランなど日本風テイストが特色だと紹介。客室の3分の2は日本出発の旅客に、残りは台湾人客に割り当てられるという。
台湾の主要港湾を運営する台湾港務(高雄市)の統計によると、2017年に台湾に寄港したクルーズ船は600隻超、旅客は114万人余り(前年比32%増)に達しており、クルーズ旅行市場規模は2年連続でアジアの国・地域で2位となっている。
基隆発着のコースは11月と来年2、3月に運航される。
基隆港に寄港するダイヤモンド・プリンセス=2010年4月撮影
(台北 14日 中央社)台湾のクルーズ市場を見込む米プリンセス・クルーズ社は11月、北部・基隆港発着で9日間かけて日本各地を巡る豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」を初運航する。同船は、横浜・名古屋・大阪・那覇各地で乗船した旅客を乗せて基隆港に寄港し、同地で台湾人旅行者を乗せて横浜に折り返すスタイルがとられる。このようなコースは同船初で、台湾側は日本をはじめとする外国人観光客の増加につながると歓迎している。
同社のマーケティング・ディレクターを務める陳欣徳氏は、同船は三菱重工業が建造した客船で、展望浴場やすしレストランなど日本風テイストが特色だと紹介。客室の3分の2は日本出発の旅客に、残りは台湾人客に割り当てられるという。
台湾の主要港湾を運営する台湾港務(高雄市)の統計によると、2017年に台湾に寄港したクルーズ船は600隻超、旅客は114万人余り(前年比32%増)に達しており、クルーズ旅行市場規模は2年連続でアジアの国・地域で2位となっている。
基隆発着のコースは11月と来年2、3月に運航される。