蔡総統、パラグアイ次期大統領と会談 投資、インフラを新たな軸に
パラグアイ次期大統領のマリオ・アブド・ベニテス氏(手前右)と会談後、笑顔で同氏の邸宅を後にする蔡英文総統(同左)
(アスンシオン 15日 中央社)中南米歴訪中の蔡英文総統は現地時間14日、南米パラグアイのマリオ・アブド・ベニテス次期大統領と首都アスンシオンにあるアブド氏の邸宅で会談した。会談では、投資、インフラ建設、双方の貿易の3つを両国関係の新たな軸にすることで合意。双方の協力関係強化につなげる。
蔡総統は同日パラグアイに到着。同日夜にアブド氏と約1時間にわたって面会した。会談後、中華民国の周麟・駐パラグアイ大使とアブド氏の外交顧問、Hugo Saguier氏が報道陣に会談の様子を明かした。
両氏によれば、蔡総統はアブド氏を10月の国慶祝賀イベントに招待し、アブド氏も快諾。アブド氏は、今後5年の重要な協力事業の詳細を台北で発表したい意向を示したという。
Saguier氏は「われわれもあらためて双方の関係を確認した」とし、国交や外交関係、経済貿易関係、協力関係など長期にわたって双方が密に有してきた関係を「われわれは非常に揺るぎなく、約束どおりに、これらの関係を維持していく」と述べた。
周大使によると、アブド氏は、自身が国会議長時代に中正紀念堂を訪れた際、かつてパラグアイ大統領秘書を務めていた父親の台湾訪問時の写真を目にして感激したエピソードに触れ、これは自身と中華民国に両世代の絆があることを感じさせたと話し、この絆を維持していきたい考えを示したという。
パラグアイ次期大統領のマリオ・アブド・ベニテス氏(手前右)と会談後、笑顔で同氏の邸宅を後にする蔡英文総統(同左)
(アスンシオン 15日 中央社)中南米歴訪中の蔡英文総統は現地時間14日、南米パラグアイのマリオ・アブド・ベニテス次期大統領と首都アスンシオンにあるアブド氏の邸宅で会談した。会談では、投資、インフラ建設、双方の貿易の3つを両国関係の新たな軸にすることで合意。双方の協力関係強化につなげる。
蔡総統は同日パラグアイに到着。同日夜にアブド氏と約1時間にわたって面会した。会談後、中華民国の周麟・駐パラグアイ大使とアブド氏の外交顧問、Hugo Saguier氏が報道陣に会談の様子を明かした。
両氏によれば、蔡総統はアブド氏を10月の国慶祝賀イベントに招待し、アブド氏も快諾。アブド氏は、今後5年の重要な協力事業の詳細を台北で発表したい意向を示したという。
Saguier氏は「われわれもあらためて双方の関係を確認した」とし、国交や外交関係、経済貿易関係、協力関係など長期にわたって双方が密に有してきた関係を「われわれは非常に揺るぎなく、約束どおりに、これらの関係を維持していく」と述べた。
周大使によると、アブド氏は、自身が国会議長時代に中正紀念堂を訪れた際、かつてパラグアイ大統領秘書を務めていた父親の台湾訪問時の写真を目にして感激したエピソードに触れ、これは自身と中華民国に両世代の絆があることを感じさせたと話し、この絆を維持していきたい考えを示したという。