$ 0 0 数千体の無縁仏を弔う「千灯供養」が24日、京都市右京区嵯峨鳥居本の化野(あだしの)念仏寺であった。ろうそくの炎がはかなげに揺れる境内で、参拝者が静かに手を合わせた。 古くから葬送の地だったこの地域では石仏や石塔がまつられ、年月を経て多くは無縁となった。明治時代に境内へ集められ、千灯供養が始まったとされる。 夕刻に僧侶が西日本豪雨や大阪府北部地震の被害者を含め亡くなった人たちを読経で弔い、続いて参拝者らが火をともしたろうそくを献じていった。 (京都新聞)