7月に開かれた祝賀会で野洲高サッカー部員らとともに記念写真に納まる乾選手
サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会で大活躍した日本代表の乾貴士選手(ベティス、野洲高出)が28日までに、出身地の滋賀県近江八幡市に100万円を寄付した。同市は、乾選手の母校を含む市内2中学校でサッカーのゴールポストを新調する。
市によると、乾選手の父哲典さんが7月24日、市役所を訪れ、小西理市長に「子どもたちのために使ってほしいと息子から預かりました」と金封を手渡した。金封には「子供達へ」という字と乾選手の名前が記されていた。
市は、31日に開会する市議会定例会に提案する本年度一般会計補正予算案に、学校備品購入費として計上した。八幡東中と母校の八幡中に1セットずつ購入し、老朽化したゴールポストと交換する。